ご発注時、お客様にご用意頂きたいもの(見積を安くするコツ)
板橋区でWordPress構築をがんばっている、スタジオカッツェの竹上です。
WordPressのカスタマイズ作業や、それ以外の静的HTMLの修正作業をご発注頂く際、お客様にご用意頂きたいものがあります。FTPのパスワードなどです。
ホームページを見るときは、ChromeやSafariなどの「ブラウザ」と呼ばれるソフトから、閲覧します。ですが、Web制作会社がホームページのデータを修正する場合は、「FTPクライアント」と呼ばれるソフトを使って、サーバーに入ってデータを修正します。FTPクライアントを使わないでもホームページの記事の追加をブラウザから可能にしたのが、WordPressの利点の一つです(ただし、プログラムを修正する必要がある場合は、FTPクライアントを使います)。
発注前にパスワードなどを伝えれば、見積も安くなる?
まだ発注を決めたわけでもないのに、相手にパスワード等を伝えるのは、ちょっと抵抗があるかもしれません。弊事務所では、必要であれば、当然NDA(秘密保持契約書)を先に締結いたします。
何故、御見積の時点で確認させて頂いた方がよいかというと、その方がそのホームページの仕様や作業範囲・難易度などが明確にわかるため、御見積や納期をより的確にお出しできるようになるからです。
特にWordPressの場合、制作会社によって作り方が異なるため、こちらの想定よりも追加の作業がしづらくなっている場合もあります。そのため、管理画面に入って仕様や作り方を確認した上でないと、そういったリスクを踏まえて高めに御見積を出さざるを得ないのが、制作事務所としては、正直な所です。
WordPressの修正作業に具体的にどんな情報が必要なの?
では、たとえばWordPressの修正作業の御見積をご要望頂いた際に、どんな情報をご提供頂けると助かるかを、具体的に挙げますと、
- FTPのサーバーアドレス
- FTPのユーザー名・アカウント名とパスワード
- WordPressの管理画面にログインするためのURL
- WordPressのユーザー名(管理者権限のもの)とパスワード
※厳密にいえば、御社内で使われているものでなく、弊事務所用に新規ユーザーを作って頂くのがセキュリティ的にはベストです。
となります。上記があると、どういった作業をすればよいのかがわかりやすくなり、より適正な御見積をお出ししやすくなります。
「サーバーのパスワードがわからない!」場合の対応
お客様によっては、「FTPって何。。。? サーバーのパスワードとか言われてもわからない!」となる場合もあるかと思います。そういった場合は、ご契約頂いているサーバーによっては、以下のメールの件名で検索して頂ければ、パスワードなどがわかる場合があります。
以下、弊事務所のお客様でもよくご利用になられているサーバーでの、パスワード等が記載されているメールになります。
さくらインターネットの場合
「[さくらのレンタルサーバ] 仮登録完了のお知らせ」
Xサーバーの場合
「【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ[試用期間] 」
ロリポップの場合
【ロリポップ!】お申込み完了のお知らせ
上記のメールを弊事務所まで転送して頂ければ、弊事務所側で判断して、ご対応可能です。